谷尾桜子のブログ

谷尾桜子 1992年4月27日 愛媛県

心の準備

 

命のおわりがみえるとき、がんばれよりも苦しまないで、と思う。頑張ることによって苦しむのなら、諦めても良いから安らかに眠ってほしい。けれど、やっぱり少しでも長く一緒に居たいとおもうから、矛盾しているなあ。

 

「大事なものこそ失い続ける」

と思う

 

大事だからこそ、失うときの痛みが強くて、そんな実感になってしまうのかもしれない

 

生きている限り、大事なものはきっとずっと増え続ける。それはすごく尊いことである。しかし、それと同時にとても怖いことでもあると思っている。「失ったそのとき」を考えると。

 

時間と共に痛みが和らいだって

薄く棘を残したまま

ずっとずっと重なり続けて

 

だから大人になればなるほど

涙脆くなったり、情が厚くなったり

するのかな

 

なんでこんなことで泣いてるの?という幼少期に感じた大人たちの泣き顔を鮮明に覚えている

 

そういうこと、なんだね