心の準備
命のおわりがみえるとき、がんばれよりも苦しまないで、と思う。頑張ることによって苦しむのなら、諦めても良いから安らかに眠ってほしい。けれど、やっぱり少しでも長く一緒に居たいとおもうから、矛盾しているなあ。
「大事なものこそ失い続ける」
と思う
大事だからこそ、失うときの痛みが強くて、そんな実感になってしまうのかもしれない
生きている限り、大事なものはきっとずっと増え続ける。それはすごく尊いことである。しかし、それと同時にとても怖いことでもあると思っている。「失ったそのとき」を考えると。
時間と共に痛みが和らいだって
薄く棘を残したまま
ずっとずっと重なり続けて
だから大人になればなるほど
涙脆くなったり、情が厚くなったり
するのかな
なんでこんなことで泣いてるの?という幼少期に感じた大人たちの泣き顔を鮮明に覚えている
そういうこと、なんだね